STEP 2 — Design / 2-3

見た目を、磨く。

中身ができたら、次は見た目です。色とフォントを少しだけ整えるだけで、ページは驚くほど「ちゃんとして」見えます。そして忘れてはいけないのが、スマホ。講座でも、PCで作ったページをスマホ幅にして一緒に確認しましたね。崩さないコツを、もう一度おさらいします。

この章のゴール

  • 全体の色とフォントを、ちぐはぐにならないよう統一できる
  • スマホ対応(レスポンシブ)を Claude に頼める
  • 自分の目でスマホ表示を確認できる

まず、磨くポイントは4つ

デザインと聞くと身構えてしまいますが、初心者がまず触るのは ①色 ②フォント(書体)③余白と文字サイズ ④写真 の4つだけで十分です。そして最後に スマホでも崩れないか を確認します。プロのような難しいことは要りません。「絞る」「そろえる」——これだけで見た目はぐっと締まります。

① 色は、2〜3色に絞る

いちばん効果が大きいのが色です。コツはたったひとつ、色を増やさないこと。背景・文字・差し色(アクセント)の3色だけ決めれば、全体に一本筋が通ります。Claude には、こう頼んでみましょう。

Claude Code へのプロンプト
全体の色を、生成りの背景(#F6F4EF)・墨色の文字・差し色に朱色、の3色に統一してください。

となりに座って一言

色を増やすほど、不思議と素人っぽくなります。あれもこれも使いたくなりますが、ぐっとこらえて3色まで。それだけで一気に締まって見えます。講座で「色を1つ減らしてみましょう」と言ったの、覚えていますか。

② フォント(書体)を決める

フォントとは文字の見た目のことです。大きく分けて、線の端に飾りのある明朝体(みんちょうたい)と、すっきりしたゴシック体の2種類を覚えておけば十分です。見出しは明朝で品よく、本文はゴシックで読みやすく——という組み合わせが定番です。

Claude Code へのプロンプト
見出しは明朝体、本文はゴシックにして、行間を広めにとってください。

③ 余白と文字サイズで、読みやすく

ぎっしり詰まった文章は、それだけで読む気が失せます。逆に 余白(よはく) をたっぷり取り、行間 を少し広げるだけで、同じ文章がぐんと読みやすくなります。文字が小さすぎないか、行が詰まっていないかを意識して、Claude に調整を頼みましょう。

Claude Code へのプロンプト
本文が少し詰まって見えるので、文字サイズを少し大きくし、行間と段落のあいだの余白を広げて、ゆったり読めるようにしてください。

④ 写真の入れ方

写真が1枚あるだけで、ページの印象は大きく変わります。用意した画像をフォルダに入れて、どこに置きたいかを言葉で伝えれば大丈夫です。横幅いっぱいに広げたり、文章のとなりに並べたり、頼み方ひとつでレイアウトが変わります。

Claude Code へのプロンプト
このフォルダに入れた hero.jpg を、トップの見出しの下に横幅いっぱいで表示してください。スマホでも見切れないようにしてください。

⑤ スマホ対応 — レスポンシブを頼む

いまホームページを見る人の多くは、スマホです。レスポンシブとは、同じHTMLが画面の幅に合わせて自動で形を変えてくれる仕組みのこと。PC・タブレット・スマホ、それぞれに別のページを作る必要はありません。一言、こう頼みます。

Claude Code へのプロンプト
スマホで見たときに横スクロールが出ないように、レスポンシブ対応にしてください。

⑥ スマホ表示を、自分の目で確認する

頼んだら、必ず自分で確かめます。スマホを取り出さなくても、PCのブラウザだけで確認できます。

  1. かんたんな方法:ブラウザのウィンドウの幅を、手で思いきり狭めてみる。文字や写真がはみ出さず、自然に縦に積み重なればOKです。
  2. しっかり見る方法:ブラウザの画面を右クリック →「検証」または「開発者ツール」を開き、スマホの形のアイコン(デバイスツールバー)を押すと、スマホ表示に切り替わります。
  3. 横スクロールが出ていないか、ボタンや文字が画面からはみ出していないかをチェックします。

となりに座って一言

「PCで完璧だから大丈夫」と思った瞬間がいちばん危ない。公開前に一度だけでいいので、必ずスマホ幅で見てください。これを習慣にできれば、もう独学の人とは差がつきます。

独学だと、ここで止まる

PCでは綺麗なのに、スマホで崩れる

これは本当によくあります。文字がはみ出す、写真が大きすぎる、横スクロールが出てしまう——。大事なのは 必ずスマホ幅でも確認すること、そして崩れていたらその状況をそのまま Claude に伝えることです。「スマホ幅にすると右に余白ができて横スクロールが出ます」のように具体的に。可能ならスクリーンショット(スクショ)を撮って、どこが崩れているかを示すと、直しがぐっと速くなります。

この章で出てきた言葉

レスポンシブ
同じHTMLが、画面の幅に合わせて自動でレイアウトを変えてくれる仕組み。PC用・スマホ用を別々に作らなくて済みます。
フォント(明朝/ゴシック)
文字の書体のこと。明朝体は線に飾りがあり上品、ゴシック体はすっきりして読みやすい。見出しと本文で使い分けます。
余白(マージン/パディング)
要素のまわりの空きスペース。マージンは外側の余白、パディングは内側の余白。広く取ると読みやすくなります。
16進カラーコード
#F6F4EF のように # と6文字で色を指定する書き方。色を正確に伝えたいときに使います。

この章のまとめ

  • 色は2〜3色に絞り、見出しは明朝・本文はゴシックで統一する
  • 余白と行間を広げ、写真を1枚入れるだけで印象は大きく変わる
  • レスポンシブを頼んだら、必ずスマホ幅で確認。崩れたら状況とスクショを Claude に伝える

Support

スマホでの崩れが、直せないときは。

デザインの崩れは、画面を一緒に見ながらだとあっという間に解決することがほとんどです。受講中の方は、次回いっしょに整えましょう。

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