STEP 0 — Intro / 0-1
はじめに。
ここは、これから進む旅の地図です。Claude Code とは何か、なぜ「自分で作る」のか、そしてどんな順番で学んでいくのか。手を動かす前に、全体の景色をいちど見渡しておきましょう。難しい話はありません。肩の力を抜いて読んでください。
この章のゴール
- この講座で何が身につくのかを、自分の言葉で言える
- Claude Code がどんな道具なのか、その立ち位置がわかる
- これから進む4つのステップの地図が、頭に入っている
Claude Code とは何か
Claude Code(クロード・コード)は、AI開発で知られる Anthropic(アンソロピック) 社がつくった開発ツールです。むずかしく聞こえますが、やることはとてもシンプル。日本語で「こうしたい」とお願いすると、AIが代わりにコード(ホームページの設計図)を書いて、サイトを作ってくれる——そういう相棒だと思ってください。
この相棒は「ターミナル」という、文字で命令する画面の中で動きます。講座の冒頭でお見せした、あの黒い画面ですね。最初は見慣れないかもしれませんが、やりとりはぜんぶ日本語の会話。プログラミングの知識がなくても、「お願いする力」さえあれば前に進めます。
となりに座って一言
「コードを書く」と聞くと身構えてしまいますよね。でも実際にあなたがすることは、コードを書くことではなく、やりたいことを言葉で伝えること。書くのはAIの仕事です。あなたは「監督」、Claude が「職人」。その関係をイメージしておくと、ずっと気が楽になります。
なぜ、わざわざ「自分で作る」のか
ホームページは、業者に頼めば作ってもらえます。それでもあえて自分で作ることには、はっきりした理由があります。
- お金から自由になる。制作費も、毎月の保守費も要りません。「ちょっと直したい」たびに見積もりを待つ生活から抜け出せます。
- 思い立った瞬間に更新できる。新メニュー、営業時間の変更、お知らせ。誰かに依頼せず、その場で自分の手で変えられます。
- 自分らしいサイトになる。テンプレートに合わせるのではなく、あなたの伝えたいことを、あなたの言葉で形にできます。
- 一生もののスキルが残る。「AIに的確にお願いする力」は、これからどんな仕事でも効いてくる、消えない財産になります。
これから進む、4つのステップ
この講座は、大きく4段階で進みます。一気に全部を覚える必要はありません。今いる場所を確かめるための地図として、ざっと眺めておいてください。
- 準備する — Claude Code をパソコンに入れて、黒い画面に慣れます。最初の関門ですが、ここを越えれば一気に楽になります。
- 作る — 実際に Claude にお願いして、ホームページの形を作っていきます。いちばん楽しいところです。
- 仕組みを足す — お問い合わせフォームなど、サイトに「働き」を加えていきます。
- 育てる — 公開して、少しずつ手を入れて、長く付き合えるサイトに育てます。
となりに座って一言
道に迷ったと感じたら、この4つの地図に戻ってきてください。「自分は今『作る』の途中なんだ」とわかるだけで、不安はぐっと小さくなります。講座も、この順番で一緒に歩いていきます。
うまく進むための、3つのコツ
最後に、これから先でずっと役立つ心構えをお伝えします。技術より大事かもしれません。
- 完璧を目指さない。まず手を動かす。汚くても、途中でも、動かしてみることがいちばんの近道です。
- エラーは、そのまま貼って聞く。赤い文字が出ても慌てない。その文章をまるごとコピーして Claude に貼り、「これはどういう意味?どう直す?」と聞けば、たいてい解決します。
- 分からなければ、対面で聞く。独学でいちばんもったいないのは、ひとりで何時間も詰まること。受講中の方は、遠慮なく対面の時間を使ってください。
では、さっそく雰囲気をつかむために、Claude に軽く自己紹介してもらいましょう。環境構築が済んだら、こんなふうに話しかけてみてください。
はじめまして。あなたが何者で、わたしのホームページ作りをどう手伝ってくれるのか、初心者にもわかるように、やさしく自己紹介してください。
AIが日本語であいさつを返してくれたら、もう第一歩は踏み出せています。あとは、一緒に進んでいくだけです。
独学だと、ここで止まる
いきなり「完璧なサイト」を作ろうとして、手が止まる
やる気がある人ほど、最初から立派なホームページを思い描いて、その大きさに圧倒されてしまいます。でも、いいサイトは一度では生まれません。まずは「見出しが1行あるだけのページ」で十分。小さく作って、少しずつ足していく——これが Claude Code といちばん相性のいい進め方です。講座でも、最初のページはびっくりするほどシンプルでしたよね。
この章で出てきた言葉
- Claude Code
- 日本語で指示すると、コードを書いてホームページを作ってくれる開発ツール。この講座の主役です。
- Anthropic
- Claude Code を作っているAIの会社。安全で信頼できるAI作りで知られています。
- ターミナル
- 文字でパソコンに命令する画面。Claude Code はこの中で動きます。「黒い画面」と呼んでいたもの。
- プロンプト
- AIへのお願いの言葉。あなたが打ち込む「指示文」のことです。
この章のまとめ
- Claude Code は、日本語で頼むとサイトを作ってくれる相棒。あなたは「監督」
- 自分で作れば、お金・時間・表現の自由と、一生もののスキルが手に入る
- 進む順番は 準備する → 作る → 仕組みを足す → 育てる。完璧より、まず手を動かす
Support
地図を手に、はじめましょう。
全体像がつかめたら、次は実際に道具をそろえる番です。もし途中で迷ったら、ひとりで抱え込まず、いつでも声をかけてください。
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