STEP 2 — Build / 2-1
最初の一枚を、つくる。
いよいよ、AIと話すだけで本物のホームページを1枚つくります。手を動かして書くのはコマンド数行だけ。あとは日本語でお願いして、出てきたものを見て、また言葉で直す——その繰り返しです。講座で一緒に体験した「会話でつくる」感覚を、自分の商売で思い出していきましょう。
この章のゴール
- 対話だけで 1ページのホームページ を形にできる
- できあがったページを ブラウザで開いて確認 できる
- 気に入らない所を 言葉で伝えて直せる(修正の反復)
まず、全体の流れ
やることはシンプルです。①作業フォルダで claude を起動 → ②日本語でページを頼む → ③ブラウザで開いて見る → ④気になる所を言葉で直す。この③と④をぐるぐる繰り返すうちに、だんだん理想の形に近づいていきます。一度で完成させようとしなくて大丈夫です。
① 作業フォルダで Claude Code を起動する
前の章で確認したとおり、まず作業するフォルダに移動してから起動します。デスクトップの練習用フォルダ(例:my-site)で始める場合はこうです。
cd ~/Desktop/my-site
claude
Claude Code が立ち上がり、文字を入力できる状態になればOKです。ここから先は、難しいコマンドはほとんど出てきません。日本語で話しかけるだけです。
② 日本語で「ページを作って」と頼む
では、最初の1枚をお願いしてみましょう。コツは「誰の・何のページか」を具体的に伝えること。下のプロンプトの〇〇や△△を、あなたの商売に置き換えて打ってみてください。
カフェの1ページのホームページを作ってください。お店の名前は「〇〇」、扱っているのは「△△」です。トップに大きな見出しと、お店の紹介文、連絡先を載せてください。
少し待つと、Claude が index.html という名前のファイルを作ってくれます。「ファイルを作りました」といった返事が出れば、あなたのフォルダの中に、最初のホームページが1枚できあがった状態です。
③ ブラウザで開いて、目で確かめる
できたページは、いつも使っているブラウザ(Chrome や Safari など)で開いて確認します。次のコマンドを Claude Code に頼んでもいいですし、ターミナルに直接入力してもかまいません。
open index.html
start index.html
ブラウザが開いて、見出しや紹介文が表示されれば大成功です。まだ素朴な見た目かもしれませんが、これがあなたの「最初の一枚」。ここから言葉で育てていきます。
となりに座って一言
一度で完璧を狙わないでください。会話で少しずつ近づけていくのがコツです。講座でも、出てきたものを見ては「ここをこうしたい」とキャッチボールしながら作りましたね。あの感覚で大丈夫です。
④ 気になる所を、言葉で直す
ここからが、AIと作る面白いところです。見た目で気になった所を、そのまま日本語でお願いするだけ。たとえば、こんな具合に。
見出しの色を落ち着いた紺色にして、もう少し余白を広げてください。
スマホで見たときに文字が小さすぎるので、大きくしてください。
お願いするたびに Claude が index.html を書き直してくれます。直してもらったら、またブラウザを再読み込み(リロード)して確認。「頼む → 見る → また頼む」。この繰り返しを 反復(イテレーション) と呼びます。完成は、その先に少しずつ現れます。
独学だと、ここで止まる
直してもらったのに、変更が反映されない
ほとんどの場合、ブラウザが前の状態を表示したままになっているだけです。ページを開いているブラウザで 再読み込み(リロード) をしてください。Mac は ⌘ + R、Windows は Ctrl + R です。これだけで最新の状態に切り替わります。
独学だと、ここで止まる
何を頼めばいいのか分からなくなる
きれいな指示を考えようとして手が止まったら、まず雑に頼んで Claude に提案させるのが近道です。「お店のホームページっぽくしたいけど、どんな構成がいいか3つ提案して」のように聞けば、向こうから選択肢を出してくれます。そこから選んで、また言葉で直せばいいのです。
この章で出てきた言葉
- index.html
- ホームページの「表紙」になるファイル。ブラウザはこの名前のファイルを最初に開きます。
- ブラウザ
- ホームページを見るためのソフト。Chrome や Safari、Edge など、普段ネットを見ている画面のことです。
- リロード
- 再読み込み。ページを最新の状態に表示し直すこと。⌘ + R(Mac)/ Ctrl + R(Windows)。
- 反復(イテレーション)
- 「頼む → 見る → また頼む」を少しずつ繰り返すこと。AIと作るときの基本のリズムです。
この章のまとめ
- フォルダで claude を起動し、日本語で「ページを作って」と頼む
- open / start index.html でブラウザに表示して確認する
- 気になる所は言葉で直し、リロードして見る——この反復で近づける
Support
思うように直せないときは。
「こうしたいのに、うまく言葉にできない」——そんな時こそ、対面なら一緒に画面を見ながらすぐ解決できます。受講中の方は、次回のセッションでお持ちください。
電話で相談 080-6946-4006